平成15年11月13日
マスコミ各位
発泡酒の税制を考える会
電話:03-5159-9866

 

発泡酒市場動向レポート(平成15年10月分)

*以下の諸表は、当会加盟5社から報告されたデータを基に作成。
*全ての数は表示の1桁下を四捨五入して算出(以下諸表は、特に断らない限り同基準)
*函数は大瓶換算1函=12.66Lで算出。

<課税移出(引取)数量>
*国産は課税移出、輸入は課税引取。
  平成15年10月 前年同月
数量(KL) 函数(千函) 前年比(%) 数量(KL) 函数(千函)
国産

212,269

16,767 99.3 213,829 16,890
輸入 14 1
0 0
合計 212,283 16,768 99.3 213,829 16,890
  平成15年1月〜10月 前年同期
数量(KL) 函数(千函) 前年比(%) 数量(KL) 函数(千函)
国産 2,124,435 167,807 98.1 2,165,703 171,067
輸入 108 8 93.9 115 9
合計 2,124,543 167,815 98.1 2,165,818 171,076
*以下の「容器別販売動向」「用途別販売動向」は加盟5社の報告を加重平均した推定値です。
<容器別販売動向>
*缶合計には小型樽を含む
単位:%
  平成15年10月 前年同月
構成比
前年比 構成比 構成比増減
瓶合計 67.6 0.4 ▲ 0.3 0.7
缶合計 99.7 97.0 0.5 96.5
樽・タンク 91.0 2.6 ▲ 0.2 2.8
合計 99.3 100.0 0.0 100.0
単位:%
  平成15年1〜10月 前年同期
構成比
前年比 構成比 構成比増減
瓶合計 64.2 0.5 ▲ 0.2 0.7
缶合計 98.6 96.8 0.4 96.4
樽・タンク 90.8 2.7 ▲ 0.2 2.9
合計 98.1 100.0 0.0 100.0
<用途別販売動向>
単位:%
  平成15年10月 前年同月
構成比
前年比 構成比 構成比増減
業務用 91.8 3.1 ▲0.3 3.3
家庭用 99.5 96.9 0.3 96.7
合計 99.3 100.0 0.0 100.0
単位:%
  平成15年1〜10月 前年同期
構成比
前年比 構成比 構成比増減
業務用 92.4 3.1 ▲0.2 3.3
家庭用 98.3 96.9 0.2 96.7
合計 98.1 100.0 0.0 100.0
 

<新製品販売動向>
単位:千函、 %
  平成15年10月 平成15年1〜10月
販売実績 前年比 販売実績 前年比
新製品 2,536 50.4 33,072 53.7
*「新製品」とは「前年同月には発売されていなかった製品」の意味です。
【当月発売の新製品】
*本欄に記入する新製品は「新ブランド」「容器種類の拡大」
なし
【前年同月発売の新製品】
なし
<当月の出荷日数>*これは加盟5社の報告を加重平均して算出しています。

当月の出荷日数
24.1

対前年増減
▲0.1

日増

<当月の発泡酒市場について>
 

10月の発泡酒課税移出数量は99.3%と前年割れとなった。1〜10月累計では98.1%となっている。ここで5月増税の影響を振り返ると1〜4月の前年比112.8%に対し、5〜10月は90.5%と20%以上のダウントレンドとなっている。また、増税後半年経っても、残暑の9月を除いて前年割れの月が連続している状況は、増税の痛手が短期間では拭えないことを表わしている。各社の需要喚起努力にもかかわらず、増税が極めて大きなダメージを与えたことは明白である。
ビール・発泡酒市場にしめる発泡酒構成比は10月単月で41.3%、1〜10月累計で40.1%となった。

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